不動産ニュース / 仲介・管理

2020/11/13

表参道の新本社を公開/リノベる

フリーアドレスのワークスペース。快適な環境で集中して業務に当たれるよう、窓際には個別作業用として設計

 リノべる(株)は12日、同社の新オフィス(東京都港区)をマスコミ向けに公開した。

 港区青山の築約50年の「たつむら青山ビル」の中に約730坪を賃借してリノベーション。2日に移転を行なった。東京メトロ「表参道」駅から徒歩5分、骨董通りに沿いに位置している。

 地下1階は工房とギャラリー、1階はエントランス。2・3階には、フリーアドレスのワークスペースのほか、応接・ミーティングのためのスペースや部屋を数多く用意した。3階は、協働パートナーや顧客との交流の場としても活用するため、セミナーなどを開催するためのステージや、飲食事業者に食料などを提供してもらうキッチンも設置。キッチンでは社員や来訪者を対象に、食事や軽食なども含めて朝から夕方まで飲食物を販売する。カタログや書籍を並べたライブラリーも用意した。

 正方形に近いビルの形を生かして、ビルの外壁に近い場所は主にワークスペースを配置。窓際には集中して作業ができるような席を配置した。コロナで在宅勤務を経験した社員たちから「家では集中して仕事ができない」との意見が多数聞かれたことから、家よりも居心地の良い場所、ワークスペースを提供するために、あえてそのような設計をしたという。
 フロアの中心部近くには、総務機能や備品収納スペースなどを配置し、人と人との交流が促進されるような工夫がなされている。

 今回の移転で、本社面積は約2.4倍に、従業員1人当たりの面積は1.6倍に拡大した。

 なお、同ビルマンション部分の1戸(約100平方メートル)は、フラッグシップショールームとして同時にオープン。IoTデバイスを連携させたスマートホーム事例として活用していく。

ミーティングルームは、応接兼ミーティングに活用する予定。さまざまな趣向の部屋が設置されている
フロアの中心部には、人の交流が促進されるような機能を配置。2階には、朝から夕方まで飲食物を提供する「キッチン」を用意した

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