不動産ニュース / 開発・分譲

2020/11/20

青山に「隠れ家」のようなクリエイティブオフィス

「IPIAS Aoyama」エントランス。駐車場を廃してプライベートガーデンとした
放置されていた中庭に豊かな植栽を施し、インナーガーデンとして再生

 (株)リアルゲイトは、クリエイティブオフィス「IPIAS Aoyama(イピアス青山)」(東京都港区)の入居者募集を開始した。

 同物件は、東京メトロ銀座線他「青山一丁目」駅徒歩3分に立地。鉄筋コンクリート造地上3階建て(1985年築)、専門学校や事務所として使われていた建物を同社が借り上げ、コンバージョンした施設。青山通りから一歩奥まった閑静な立地で、赤坂御所や青山霊園など緑も多い。こうした良好な周辺環境の心地よさを建物内に引き込んだ、「裏通りの隠れ家」のようなオフィスを目指して改修した。改修費は約1億1,000万円。

 建物は新耐震だが、フルスケルトン化。一部の壁やサッシを解体したことから、構造計算も再度実施した。青山フラワーセンター等を展開する(株)パーク・コーポレーションと協働。同社がエントランス脇のプライベートガーデン、中庭、中庭に面するラウンジの空間デザインを手掛けた。

 樹木の手入れもされず放置されていた中庭は、入居者のコミュニケーションスペースとして再生。オフィススペース1区画を作り替えたラウンジは、中庭に面する壁を撤去し、中庭と一体化した。

 オフィスは全17区画。専有面積25~83平方メートル。賃料は22万円~(坪単価約2万7,000円)。16日から募集活動を開始。クリエイターやIT系スタートアップ等からの反響が多いという。

ラウンジも緑を豊かに。中庭と一体化したコミュニティスペースとしている
オフィスはほぼスケルトン仕上げとしており、入居者が自由にアレンジできるようにした

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。