不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/11/25

市街地価格指数、全国全用途平均が下落に

 (一財)日本不動産研究所は25日、「市街地価格指数」(2020年9月末時点)を公表した。全国主要198都市の約1,800地点の地価を鑑定評価して指数化した。10年3月末を100としている。

 全国の全用途平均は88.8(20年3月末比0.3%下落)となった。用途別の指数は、商業地88.4(同0.5%下落)、住宅地90.6(同0.2%下落)、工業地86.3(同0.1%上昇)。最高価格地は93.1(同0.6%下落)だった。

 三大都市圏の全用途平均は、東京圏105.0(同横ばい)、大阪圏100.2(同0.2%下落)、名古屋圏102.2(同0.7%下落)となった。

 用途別では、東京圏は商業地106.1(同0.3%下落)、住宅地101.5(同0.2%下落)、工業地110.8(同1.2%上昇)、最高価格地123.2(同0.2%下落)。大阪圏は商業地103.1(同0.4%下落)、住宅地98.5%(同0.1%下落)、工業地97.2(同0.3%上昇)、最高価格地120.0(同0.6%下落)。名古屋圏は商業地106.4(同1.1%下落)、住宅地102.7(同0.6%下落)、工業地95.0(同0.5%下落)、最高価格地111.2(同1.0%下落)となった。

 東京都区部については、全用途平均が120.8(同0.1%下落)。商業地は129.6(同0.7%下落)、住宅地112.4(同横ばい)、工業地117.3(同2.1%上昇)、最高価格地165.0(同2.1%下落)だった。

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