日鉄興和不動産（株）は4日、物流施設「LOGIFRONT尼崎Ⅳ」（兵庫県尼崎市）を着工したと発表した。同社が展開する「LOGIFRONT」シリーズの近畿圏第3弾。
阪神高速道路湾岸線「東海岸」IC約km、「中島」IC約kmに位置。敷地面積2万5,803平方メートル、延床面積2万9,441平方メートル、鉄骨造2階建て。マルチテナント型物流施設をテナントの家具什器メーカーのニーズに合わせカスタマイズした上で、1棟すべてを専用センターとして開発する。
1階の両側にトラックバースを配置。無柱とすることでウィング車の横付け接車に対応する。BCP対策として、津波・高潮を想定した受変電設備の嵩上設置を実施。環境への取り組みでは、全館LED照明の採用に加え、年間発電量2MWhの屋上太陽光発電システムの採用により、電力の自家消費と余剰売電での運用を実施する計画。
竣工は2021年9月末の予定。
