不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/12/10

コロナ禍の住宅ローン、4割が「特に負担ではない」

 (株)MFS(東京都千代田区、代表取締役CEO:中山田 明氏)は、新型コロナウイルスによる、住宅ローンボーナス返済への影響に関するアンケート調査結果を発表した。現在住宅ローンを返済中の30~50歳代の男女481人を対象に、インターネット調査を行なった。

 住宅ローンの返済でボーナス払いを選択している割合は34.7%。年代別に見ると、30歳代が33.3%、40歳代が32.5%、50歳代が38.3%となり、年代による大きな差は見られなかった。

 この冬のボーナス支給額について「減る」と予想した人の割合が高い業種については、「公務員」(56.5%)、「医療・介護」(48.8%)、「製造業」(47.0%)の順に。「ボーナスが昨年比で6割以上減、もしくはなくなる」と回答した人の割合が高い業種については、「不動産業」(21.4%)、「サービス業」(15.7%)、「飲食業」(11.1%)となった。

 住宅ローンのボーナス払いを選択した理由については、「毎月の返済額を減らしたかった」(54.5%)がトップ。次いで、「定年までに住宅ローンを返済したかった」(31.1%)、「金融機関にすすめられた」(6.6%)、「ボーナスの使途がなかった」(5.4%)に。 

 新型コロナの影響で、毎月の住宅ローン返済は家計の負担になっているかを聞いたところ、トップは「特に負担になっていない」(42.5%)となり、「少し負担になっている」(33.5%)。「とても負担になっている」(24%)と続いた。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆