不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/12/24

首都圏は新築戸建て・既存Mとも価格上昇傾向

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社ネットワークにおける2020年11月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は3,969万円(前月比0.1%上昇)。エリア別では、東京23区5,643万円(同2.0%上昇)、東京都下4,004万円(同0.8%上昇)、横浜市・川崎市4,300万円(同0.7%下落)、神奈川県他3,784万円(同0.1%上昇)となった。さいたま市は3,825万円(同1.2%上昇)と2ヵ月連続、埼玉県他は3,221万円(同変動なし)と、3ヵ月連続で17年1月以降の最高額を更新。また、千葉県西部は3,555万円(同1.0%上昇)と最高額を4ヵ月連続で更新し、前年同月超えは10ヵ月連続となった。千葉県他は2,917万円(同0.6%下落)と9ヵ月ぶりに下落した。

 既存マンション平均成約価格は3,177万円(前月比1.0%上昇)。エリア別では、東京23区が4,223万円(同1.3%上昇)と、2ヵ月連続で17年1月以降の最高額を更新した。東京都下は2,530万円(同1.1%下落)だった。横浜市・川崎市は2,931万円(同変動なし)、神奈川県他は2,351万円(同1.5%上昇)。さいたま市は2,499万円(同0.8%下落)、埼玉県他は2,033万円(同0.8%上昇)。また、千葉県西部は2,266万円(同0.9%上昇)。千葉県他は1,639万円(同4.3%上昇)と大幅に上昇し、過去最高額を更新した。

この記事の用語

一戸建て

独立した一軒の家屋がひとつの住戸となっている住宅。「戸建て」も同じ意味である。これに対して、複数の住戸で構成される建物を「集合住宅」「共同住宅」という。

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