不動産ニュース / 開発・分譲

2020/12/25

抗ウイルス・抗菌マンションを全国展開/大和ハ

 大和ハウス工業(株)は25日、「抗ウイルス・抗菌マンション」を全国展開すると発表。第1弾として、開発中の分譲マンション「プレミスト茨木双葉町」(大阪府茨木市、総戸数74戸)に導入する。

 新型コロナウイルス感染症の影響で衛生意識が高まる中、同社が社員を対象に行なったアンケートで、「家の中の抗ウイルス・除菌」への関心が高かったことから、展開することとなった。

 抗菌製品技術協議会(SIAA)の認証を受けた建材や非接触キー、人感センサー付きスイッチといった感染リスクを低減できるアイテムを導入していく。

 「プレミスト茨木双葉町」は、阪急京都線「茨木市」駅徒歩5分。敷地面積約1,895.61平方メートル。建物は延床面積6,550.25平方メートル、鉄筋コンクリート地上10階建て。専有面積は67.41~86.40平方メートル。

 ニューノーマル時代の生活様式に対応できる仕様とし、各戸に無機の銀系抗ウイルス・抗菌剤を含んだ特殊コーティングを施した床材や建具を採用。また、共用部にはテレワークや子供の宿題・勉強スペースとして利用できるよう、Wi-Fi利用可能な個室ブースを6ヵ所設置する。

 竣工は2022年3月上旬、入居は同月下旬の予定。

「プレミスト茨木双葉町」イメージ

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。