
大和ハウス工業(株)は8日、開発中の分譲マンション「プレミストタワー靱本町」(大阪市西区、総戸数353戸)の概要を発表。2月下旬より販売を開始する。
Osaka Metro四つ橋線・御堂筋線・中央線「本町」駅徒歩1分。敷地面積は2,397.5平方メートル、延床面積は3万9,337.87平方メートル。鉄筋コンクリート造地上36階建て地下1階建て。
省エネルギー性能に優れた住まいとして経済産業省が実施する「令和2年度 超高層ZEH-M実証事業」に採択されており、BELSによる最高等級も取得予定。二重サッシや高性能断熱材、Low-Eガラス等により建物基本性能を向上させ、エコジョーズやエネファーム、床暖房、高効率エアコンなどの高効率設備を導入することで、一般的な共同住宅を比較して、一次エネルギー消費量を約33%削減する。
また、IoTを採用することで生活の利便性を向上。全戸においてスマートリモコンと連携した入居者専用スマートフォンアプリの導入し、テレビや照明器具等オン家電製品をメーカー問わずに制御できるようにする。また、GPSと連動させることで、帰宅時にマンションに近づくと自動で家電製品を稼働させることも可能。その他、湿度や温度、照度等を感知して自動的に家電を制御する環境センサーやAIスピーカーを採用する。
共用部にはゲストルームやスカイラウンジを併設する他、テレワークや子供の勉強スペースとして利用できるワーキングスペース(Wi-Fi利用可能)も設置する予定。専有面積は40.04~135.02平方メートル、間取り1LDK~4LDK。
販売価格は未定。竣工は2023年2月の予定。