不動産ニュース / 開発・分譲

2021/1/25

「洗濯」できる強みをコロナ禍でアピール

東急ステイは全客室の9割弱に洗濯乾燥機を設置。滞在中、いつでも清潔な衣服を着られることをセールスポイントとしていく
フロントに柔軟剤の見本を設置。香りを嗅いで好みのものを持ち込める

 東急リゾーツ&ステイ(株)は、全国28拠点で運営する長期滞在型ホテル「東急ステイ」で、花王(株)との協業によるコロナ禍での「洗濯」を切り口にした付加価値創造に取り組む。

 同ホテルは、中長期滞在客向けに洗濯乾燥機・電子レンジ・ミニキッチンなどの設備をあらかじめ客室内に設置しているのが、創業当初からの特徴。現在運営している4,696室中、洗濯乾燥機の設置率は89%(4,189室)、キッチンは37%(1,759室)に達している。そこで、9割以上の客室に洗濯乾燥機を備えるという特徴へ「原点回帰」し、「チェックイン後すぐ洗濯でき、清潔な身のこなしで滞在できる」「滞在期間中、常に清潔でいられる」など「安全清潔なホテル滞在」を打ち出し、差別化していく。

 2020年12月より「東急ステイ青山プレミア」(東京都港区、170室)、「東急ステイ渋谷」(東京都渋谷区、124室)、「東急ステイ五反田」(東京都品川区、167室)の3ホテルの洗濯乾燥機付き客室内に、抗菌・ウイルス除去効果を持つ花王の液体洗剤を設置。滞在中、自由に使ってもらう。また、フロント近くには「柔軟剤バー」を設置。宿泊客は、気に入った香りの柔軟剤を自由に使える。粉洗剤を手渡さないことで宿泊客との接触機会を減らすこともできるほか、客室内の液体洗剤は「ワンプッシュ式」のため、洗剤の無駄遣いも減らせるという。

 1月末まで3施設でのトライアルを行ない、宿泊客の反応を踏まえ他の施設へ展開していく。SNS等での顧客の反応は8割以上がポジティブだという。

 同ホテルチェーンは、インバウンド比率が3割と低かったこともあり他のホテルチェーンほどコロナ禍の影響は受けていないが、出張や転勤といった企業活動の低下の影響は少なくない。そこで、今回の取り組みを踏まえ「清潔」の優先順位が特に高い女性への訴求力を高め、長期滞在はもちろん、デイユースや「ステイケーション」ニーズを取り込んでいく。また、今後は洗剤・柔軟剤以外での花王とのコラボレーションも検討。シャンプー等の新商品の試供品を置いてその反響を探るなど、テストマーケティングの場としても利用してもらう。

花王との協業は「東急ステイ青山プレミア」など都内3ホテルで1月いっぱい実施。反響は概ね好評なことから、他のホテルへと拡大予定

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