不動産ニュース / IT・情報サービス

2021/1/28

ニューノーマル対応の都市DXサービスを開発

 TMIP(Tokyo Marunouchi Innovation Platform)と三菱地所(株)は28日、「丸の内City DXパートナーズ」を設立した。

 丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)で、「デジタル」を活用した都市機能・空間・仕組みの「トランスフォーメーション」を通じてまちの価値向上を実現し、まちに住み・働き・憩う人々がまちにメリットや価値を感じるサービス開発を目指すコンソーシアム。都市のデジタル化を推進するサービスの充実を目的に、先進的な取り組みの実験場・ショーケースとして丸の内エリアを活用し、ニューノーマルに対応した都市DXサービスを「City DXプロジェクト」として展開する。

 解決したい課題や実現したいアイディアを持つ参画企業(コーポレートパートナー)が、アイディア創出から検証まで一貫してプロジェクトに取り組めるよう、TMIPがコンソーシアム全体の企画・運営支援およびコーディネーションを行ない、ロケーションパートナーである三菱地所が丸の内エリアというリアルな都市空間である実証実験の場を提供。
 さらに、City DXアドバイザー(デロイトトーマツコンサルティング合同会社のデジタルコンサルティングチームであるDeloitte Digital、(株)野村総合研究所)がアドバイスを、個別プロジェクトに応じて参加予定のスタートアップパートナーがソリューション支援を提供する。

 すでに「来街者の行動データ解析」「デジタル空間におけるまちの在り方を検証する『バーチャル丸の内』構築」の2件が「City DXプロジェクト」として始動。2022年3月末までに同プロジェクトを複数立ち上げ、サービスとしての実装を目指していく。

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