JLLは18日、「オフィス プロパティ クロック(不動産時計)2020年第4四半期」を発表した。
世界主要都市のオフィス賃料動向を示したもので、東京のAグレードオフィス賃料は、3四半期連続、大阪のAグレード オフィス賃料は2四半期連続で「賃料下落」フェーズに位置し、大阪については下落ペースが加速している。
JLLは、「新型コロナウイルスの有効なワクチンの供給が始まり社会経済活動の持ち直しが続くなかでも、賃料は弱含みで推移すると見込まれ、下落幅前回サイクルとの比較では軽微に収まるものの、企業の新調姿勢が継続すれば、いっそうの下押し圧力となる可能性がある」とコメントしている。