不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/2

仙台のスマートシティ分野横断型の都市OS導入

 三菱地所(株)、パナソニック(株)、パナソニック ホームズ(株)、関電不動産開発(株)はこのほど、4社が手掛ける「(仮称)泉パークタウン第六住区東工区開発計画」(仙台市泉区)で、スマートシティ実現に向けて提供するサービスの概要を明らかにした。

 住民主導によるタウンマネジメント組織を組成し、仙台市の協力のもと、地域課題を自主的に解決するまちづくりを行なうほか、パナソニック システムソリューションズ ジャパン(株)が開発を進める分野横断型のまちのオペレーションシステムである「コミュニティ都市OS」を開発・実装。地域拠点を活用した家事手伝い、買い物代行などを含めたコンシェルジュサービス、地域モビリティサービスなどを含む先進的なタウンサービスや機能をまちに導入すると共に、まちのデータを蓄積・可視化。ビジネスが創出され、タウンサービス機能がアップデートされる持続可能なスマートシティを目指す。

 なお、「(仮称)泉パークタウン第六住区東工区開発計画」(仙台市泉区)は、面積48万1,194平方メートルで、721区画の一戸建用宅地を開発する。工期は2021年12月まで、まちびらきは22年の予定。

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タウンマネジメント

住民・事業主・地権者等が主体的にまちづくりに取り組む手法。明確な定義はないが、まちづくりをテーマにしていること、ハードとソフトを組み合わせた取り組みであること、住民や事業主が主体となって進めることが特徴である。

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