野村不動産（株）は23日、「新宿野村ビル」（東京都新宿区）にサテライト型シェアオフィス「H1T（エイチワンティー）」と（株）point 0（ポイントゼロ）との共同企画となるシェアオフィスサービス「H1T Lab powerd by point 0」（H1T Lab）を開業する。
テレワークやローテーション勤務が推奨される中、野村不動産は、オフィスワーカーの利便性向上に寄与すべく、都心から郊外まで幅広い立地の拠点利利用ができるシェアオフィスサービスを展開。H1Tはこれまで79拠点を開設している。
ポイントゼロは、18社が参加する協創型コンソーシアム「point 0 Committee」であり、参画企業が協創して、新たな価値創造を目指す場である会員制コワーキングスペース「point 0 marunouchi」を運営している。
今回開業するH1T Labでは、“安心・快適に集中できる個室空間”を目指し、これまでH1Tが展開してきたサービスにポイントゼロのソリューションを導入。大型送風機による屋内での自然風の再現（ダイキン工業（株））や、人間工学に基づいた体への負担を軽減するオフィス家具の設置（（株）オカムラ）、顔認証クラウドサービスによる扉の施錠（パナソニック（株））などを設置する。
開業後は利用動向や利用者の評価等の取得・分析を行ない、野村不動産およびポイントゼロ双方にて新しい商品企画に生かしていく考え。
料金は、1名用オープン席が15分150円～、1名用ブースが15分225円～（グリーンディスプレイ付き）、1名用完全個室が15分250円～、4名ボックスが15分300円～、8名ルームが15分900円～等。
初期費用や月固定費はなし。
