不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/22

三菱地所他、宮古島に「ヒルトン」開発

「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」完成予想図

 三菱地所(株)と鹿島建設(株)は22日、リゾートホテル「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」(沖縄県宮古島市、総客室数329室)を着工した。

 両社を事業主として開発するプロジェクトで、ホテル運営は米・ヒルトンが担う。ヒルトンとしては沖縄県内6件目、離島では初のホテルとなる。宮古空港から車で約15分、下地島空港から車で約25分と島外からのアクセスに優れ、宮古島の中心市街地等にも近い。美しい夕景や伊良部大橋の眺望を望み、ビーチに隣接するリゾートホテル適地に立地する。

 全体の敷地面積は5万3,909平方メートル。ホテル棟は敷地面積6,478.77平方メートル、地上8階建て、延床面積2万8,368.43平方メートル。客室はツインルーム、キングルーム、エグゼクティブルーム、スイートルーム、アクセシブルルームなど幅広く用意する。外観は、低層部は琉球石灰岩をイメージしたベージュ基調でまとめ、高層部は水平ラインを強調し、緩やかな弧を描いた建物形状と共にリゾート感を演出。植栽は宮古島に根付く樹種を中心に選定した。

 優れた眺望を満喫できるよう、屋上にルーフトップバー、最上階にエグゼクティブラウンジを設置。このほかファミリー向け、キッズ向け、大人向けの3つの屋外プールや悪天候でも楽しめる屋内プール・フィットネス、チャペルなど共用施設も充実した。また、200平方メートル超のボールルームやミーティングルームも備え、観光客・ビジネス客・地元客などさまざまな利用シーンを想定した施設を備える。

 竣工は2023年2月末、開業は同年初夏を予定。

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