不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/22

ハイム近畿、交野でサステナブルな分譲95区画

「スマートハイムシティ交野倉治」のイメージ

 セキスイハイム近畿(株)は、分譲戸建て「スマートハイムシティ交野倉治」(大阪府交野市、総区画数104区画・同社持分95区画)を27日に発売すると発表した。

 JR学研都市線「津田」駅より徒歩10分。総開発面積は3万2,191.50平方メートル。区画面積は180.0~242.42平方メートル。建売分譲と建築条件付き土地分譲で、販売区画数、販売価格は未定。

 近畿エリアではセキスイハイムグループ初の大規模プロジェクト。「愛色の家、愛色の街。」をコンセプトに、安心・安全で環境にやさしいサステナブルなまちづくりを目指す。

 最新技術で便利な技術を実現しつつ、非常時への備えや災害対応力を充実した「スマート&レジリエンス」のまちづくりとして、全住戸がZEH+の要件を標準仕様でクリア。強固な建物構造に加えて、大容量太陽光発電システム、HEMS、蓄電システムを標準搭載し、自然災害等による長期停電リスクの軽減や、エネルギー自給自足率の向上などを通じて災害時でも在宅で過ごせるようにする。また、独自の換気・全室空調システムを標準装備などにより、平時においても快適な室内環境とする。

 さらに、ユニバーサルデザインコンサルティングを手掛ける(株)ミライロと共同で、まち全体にユニバーサルデザインを実現。開発区域全体をほぼフラットにしたほか、歩道と車道を計画的に分離して歩行者だけでなく車いす、ベビーカーなどでの移動の負担を減らした。さらに、全区画の敷地面積を180平方メートル以上にするなど、将来的な生活、家族の変化にも対応しやすい余裕のある区画計画とした。

 エリア内での防犯カメラやホームセキュリティなど、最新のセキュリティシステムによって区域内の安全性を高めるのと同時に、「街づくりガイドライン」も定めて外構や植栽計画などの統一ルールも明文化。美しいまち並みを将来にわたって維持する。

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ユニバーサルデザイン(Universal Design)

デザイン思想の一つで、「できるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインする」という考え方をいう。ロナルド・メイス(ノースカロライナ州立大学ユニバーサルデザインセンター所長)が提唱したもので、文化や言...

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