不動産ニュース / 開発・分譲

2021/4/15

本厚木のタワマンが竣工、販売も堅調/地所レジ他

「ザ・パークハウス 本厚木タワー」外観

 三菱地所レジデンス(株)と(株)フージャース コーポレーションは、2月に分譲マンション「ザ・パークハウス 本厚木タワー」(神奈川県厚木市、総戸数159戸)を竣工。4月3日に竣工式を執り行なった。

 公共施設・商業施設・住宅からなる複合開発「本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業」の一環。敷地面積は2,367.28平方メートル、延床面積は約1万6565.62平方メートル。鉄筋コンクリート造地上22階地下2階建てで、4階以上が「ザ・パークハウス 本厚木タワー」となる。

 小田急小田原線「本厚木」駅徒歩1分に立地。同事業では、駅前広場を拡張し、歩道を拡幅して安全な歩行者空間を確保するとともに、駅前と同物件の一般車乗降場を結ぶペデストリアンデッキを新設。居住者は道路を渡ることなく駅に向かうことができる。

 また、厚木市内での「ザ・パークハウス」ブランド第1弾で、屋上デッキやオーナーズラウンジ、リモートワークに最適なスタディブース等、タワーマンションの特性を生かした充実した共用部を設けた。

 住戸の専有面積は55.20~113.49平方メートル。間取りは2LDK~3LDK。

 2019年3月より販売を開始し、4月13日現在で159戸中158戸が契約済み。資料請求数は1,620件、来場者数は710件だった。契約者の7割近くが、厚木市内に居住していた人が多く、駅徒歩10分圏内も多かった。購入年齢層は40~50歳代がメイン。職業は会社経営者、医療関係者が多数。

 同社は堅調な販売状況の理由として「コロナ禍でも、建物が完成したことで実際の部屋を見ることができたこと、リモートワークの普及で都心勤務でもエリアにこだわらなくて良くなったこと」等を挙げている。

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