いちご(株)は19日、2021年2月期決算(連結)を発表した
当期(20年3月1日~21年2月28日)は、売上高613億6,800万円(前期比29.8%減)、営業利益96億6,800万円(同65.1%減)、経常利益71億7,900万円(同70.6%減)、当期純利益50億2,700万円(同38.7%減)。
主要セグメントである「アセットマネジメント」では、いちごホテルがコロナの影響によりホテル売り上げに連動してベース運営フィーが減少。前期で発生した物件売却益の成果報酬が当期に発しなかったことなどにより、セグメント売上高24億8,000万円(同37.2%減)、セグメント利益14億300万円(同44.5%減)に。
「心築(しんちく)」では、レジデンス以外の売買が停滞して前期比で売却が少なかったことから売却益が減少。さらに前期に販売用不動産を固定資産へ振り替えたことによる減価償却費増加などもあり、セグメント売上高547億8,000万円(同32.0%減)、セグメント利益65億2,800万円(同72.8%減)。
クリーンエネルギーは、売上高46億5,400万円(同22.6%増)、セグメント利益18億3,400万円(同44.2%増)。
次期は、保守的に見積もった業績を下限として、営業利益120億円~、経常利益89億円~、当期純利益80億円~とレンジによる予想としている。