不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/5/17

営利が45.2%増/飯田GHD21年3月期

 飯田グループホールディングス(株)は14日、2021年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~21年3月31日)は、売上収益1兆4,561億9,900万円(前期比3.9%増)、営業利益は1,212億6,300万円(同45.2%増)、税引前利益は1,196億8,500万円(同51.9%増)、当期純利益は837億7,000万円(同54.8%増)となった。

 当期は、土地仕入の厳選や事業サイクルの短縮による適正なバランスシートの管理を最優先で実施。新工法・新技術の開発、住宅関連事業の内製化、資材の共同購買などによる原価抑制策に取り組んだ。また販売面では、分譲戸建住宅全棟で住宅性能評価を取得し、販売した住宅へのメンテナンス体制の強化を図るなど、人生100年時代の到来に向けたビジネスモデルの強化を推進した結果、グループ全体の戸建て分譲事業の販売戸数は4万6,620棟(同1.8%増)・売上収益1兆2,683億円(同3.9%増)となった。

 各事業グループの戸建て分譲実績は、一建設グループ1万2,289件・売上収益3,250億5,000万円(同6.4%増)、飯田産業グループ7,383件・2,369億2,400万円(同1.9%増)、東栄住宅グループ4,954件・1,638億2,600万円(同0.1%増)、タクトホームグループ5,115件・1,476億6,200万円(同4.0%増)、アーネストワングループ1万2,673件・2,890億4,500万円(同6.5%増)、アイディホームグループ4,195件・1,054億8,400万円(同0.3%増)だった。

 次期は、売上収益1兆4,700億円、営業利益1,280億円、税引前利益1,250億円、当期利益860億円を見込む。

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一戸建て

独立した一軒の家屋がひとつの住戸となっている住宅。「戸建て」も同じ意味である。これに対して、複数の住戸で構成される建物を「集合住宅」「共同住宅」という。

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