不動産ニュース / 団体・グループ

2021/5/21

全日東京が総会、会員1万社達成を報告

「会員1万社は通過点だ」と語る中村氏

 (公社)全日本不動産協会東京都本部は21日、グランドアーク半蔵門(東京都千代田区)にて総会を開催。2020年度収支決算および21年度予算案、事業計画等を報告した。

 冒頭挨拶した本部長の中村裕昌氏は「20年度は入会キャンペーンを実施するなどした結果、716社が新規入会し、8月に念願だった会員1万社を達成した。コロナ禍で制約が多い中でも可能な限り事業を実施してきたが、21年度も最善の方法を取りながら事業を実施していきたい」などと語った。

 21年度事業計画では、会員支援・組織強化・社会貢献を重点事業と位置付けた。会員支援では、集合研修を基本にEラーニングや動画配信等も活用しながら、研修カリキュラムの充実等にも取り組んでいく。また、全国組織化した(一社)全国不動産協会(TRA)との連携もより密にし、相談事業等の業務支援を拡充する。

 組織強化については、会員1万社を通過点と位置付け、28年度までに都本部の正会員1万3,000社を目標として入会促進を図る。年間の新規入会目標を本店630社・支店120社とした。

 社会貢献については、地域や行政の課題に対して協力・支援するほか、都民を対象とした住生活関連セミナーや不動産無料相談会などを開催していく。

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