東京都住宅供給公社（JKK）は、公社住宅の建替え事業による高齢者向け賃貸住宅「JKKシニア住宅（小金井本町）」（東京都小金井市、総戸数40戸）を整備する。これに伴い、21日より同物件で見守りサービスを提供する事業者を募集する。
同物件は、JR中央線「武蔵小金井」駅徒歩15分に立地。1960～61年建設の小金井本町住宅（20棟・総戸数770戸）の一部を一般賃貸住宅（1棟・244戸）に建て替え、そのうち40戸をシニア住宅として整備する。鉄筋コンクリート造地上7階建て、住戸は、専有面積27平方メートルと34平方メートル。バリアフリー設計で、見守り・駆け付けサービスを付帯。これまで供給したサービス付き高齢者住宅に比べ、入居者の負担額を抑えた新しいタイプの住宅となる。
住戸内にセンサーや緊急通報装置等を設置し、異常発生等による緊急時には見守り機器が信号を発信。見守りサービス提供事業者が電話等により入居者の安否を確認し、安否確認ができない場合、現場派遣員が住戸へ駆け付け、必要に応じた救援活動、緊急連絡先や消防等への連絡を行なう。事業者は公募型プロポーザル方式で選定する。
竣工は2023年12月、入居・サービス開始は24年春頃の予定。
