不動産ニュース / 開発・分譲

2021/5/31

三菱地所、バイオマス発電事業に参入。東松山に合弁会社

 三菱地所(株)は31日、静岡ガス&パワー(株)、プロスペックAZ(株)との合弁会社「東松山バイオマス発電合同会社」(埼玉県東松山市)を設立し、街路樹の剪定枝等を活用したバイオマス発電事業に参入すると発表した。

 都市部の剪定枝の推定量は、関東1都6県だけで年間約50万tといわれ、大部分は廃棄処分または焼却処分されている。そこで、都市の街路樹や公園の樹木などから発生した剪定材を燃料として再利用。まちのエネルギーに変える地域循環型の再生可能エネルギー発電事業として取り組んでいく。

 埼玉県東松山市にバイオマス発電所(発電容量1,990kW)を開発、2022年度より運転を開始する予定。年間約1,500万kWh(一般家庭で約4,800世帯分の電力に相当)を発電、年間約6,900tのCO2削減を見込む。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

木質バイオマス

木材に由来する再生可能な有機性資源。「バイオマス」は英語のBiomassで、生物体を原料にしたエネルギー資源の総称である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。