(公社)日本不動産鑑定士協会連合会は16日、八芳園(東京都港区)で総会を開催。ウェブ会議システムも併用した。
冒頭、同連合会会長の吉村真行氏は「不動産鑑定業界を取り巻く環境は、社会経済の激変と共に大きく変わり、われわれは今こそ専門家として求められる役割・使命をしっかり果たしていくべき。『不動産の価値判断ができる専門家・実務家』として国民の役に立てるよう、全力で取り組まなくてはならない」と挨拶した。
総会では、2020年度事業や収支決算、21年度事業計画や収支予算に関して報告が行なわれ、可決・承認された。21年度事業計画では、研修や研究事業に引き続き力を入れていくとしている。
また、改選期にあたり理事の選任が行なわれ、総会後の理事会で現任の吉村真行氏が会長に再任した。