不動産ニュース / 開発・分譲

2021/6/22

八王子で楽天Gの物流施設を着工/野村不

「Landport多摩」完成予想図

 野村不動産(株)は21日、高機能型物流施設「Landport」シリーズ27棟目となる「Landport多摩」(東京都八王子市)を着工したと発表した。Landport八王子I・IIに次ぐ八王子市内3棟の物件。

 JR横浜線・京王線「橋本」駅から約1.8kmに位置。国道16号に至近で、圏央自動車道「相模原IC」、中央自動車道「八王子IC」も利用可能。半径3km圏内の生産労働人口が12万3,000人超と、都心へのアクセスに加え、人材雇用面でも期待できる立地。敷地面積4万9,452.25平方メートル、2階建てビル型。

 ワンフロア約7,000坪の2層構造を採用。ブレースの削減により倉庫1階を全面シャッターとすることで、物流効率化が図れる施設設計計画としている。電気自動車充電ステーション2台分を設置、庫内照明制御システムを採用。衛生器具、換気見直し、乗用EV非接触など、ウィズコロナ対応も行なう。

 同施設は、楽天グループ(株)の物流拠点となる予定。7月に、日本郵便(株)と楽天が出資・共同運営するJP楽天ロジスティクス(株)に運営を承継する。
 竣工は2022年6月の予定。

 同社は物流施設事業において、2年間で新たに総額約850億円を投資し、開発棟数全9棟(延床面積約11万8,000坪)の事業化を決定している。

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