不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/12

千葉NTの一等地で100平米マンション

「ヴェレーナシティ千葉ニュータウン中央アリーナ」完成予想図
専有面積100平方メートルのモデルルーム。リビングと一体利用できる「オープンエアリビングバルコニー」が付く

 大和地所レジデンス(株)が開発を進めている分譲マンション「ヴェレーナシティ千葉ニュータウン中央アリーナ」(千葉県印西市、総戸数176戸)が、順調な販売を続けている。5月の1期販売(55戸)を皮切りに、これまで2ヵ月間で100戸近くの契約を済ませている。

 同物件は、北総線・成田スカイアクセス線「千葉ニュータウン中央」駅徒歩5分に立地する、地上15階建てのマンション。建設地はもともと(独)都市再生機構(UR都市機構)の保有地で、現地徒歩3分にある大型商業施設「イオンモール」の駐車場として使われていたもの。駅から広い歩道を介してほぼダイレクトにアクセスできる一等地。繁華性の高い同駅北口エリア徒歩圏では10年ぶりのマンション分譲で、同社の同駅圏での分譲マンション第5弾(総数913戸)となる。

 住戸は、3LDK・4LDK、専有面積約85~100平方メートル。同社が得意とする「100平方メートルマンション」で、全体の3分の2が100平方メートル超となる。100平方メートル住戸の玄関ホールは約2畳大で、シューズクローゼットに加えコロナ禍で需要が高まったシステムクローゼットも追加した。廊下はメーターモジュール、主寝室は10畳大で約3畳のウォークインクローゼット付き。LDKは20畳超で、食洗器、ディスポーザー、リビング床暖房が標準。リビングと一体利用できる10畳大の「オープンエアリビングバルコニー」が79戸に付くほか、1階住戸は専用駐車場が付く。

 8月下旬に予定している2期1次(6戸)の販売価格は、3,800万~4,900万円台を予定。坪単価は160万円。地元ファミリー層に加え、コロナ禍の影響もあり、都内からの住み替え、地元富裕層の買い増しも多い。買い替え比率は4割。また、同社の千葉ニュータウン物件の入居者からの紹介や、子供を近居させるケースもあるなど、幅広い客層を集めており、年内完売を目指している。

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