不動産ニュース / 開発・分譲

2021/8/2

「+シフト」ブランドの第2弾オフィス、神田に開業

「+SHIFT KANDA」外観
オフィスフロア内観

 サンフロンティア不動産(株)は1日、新築オフィスビル「+SHIFT KANDA」(東京都千代田区)を開業した。

 「+SHIFT(プラスシフト)」は、デザイナー・山下泰樹氏とコラボレーションしたワークスタイルデザインブランド。フラッグシップとして4月に開業した「NOGIZAKA」(東京都港区)に続く2棟目となる。都営新宿線「岩本町」駅より徒歩2分、東京メトロ日比谷線「秋葉原」駅より徒歩4分に立地。敷地面積約123平方メートル、延床面積1,045平方メートル、鉄骨造地上12階建て。

 2~11階のオフィスフロア(各82.63平方メートル)は、1フロア1社専有(6階除く)とし、各階に専有ラウンジとミーティングルーム、キッチンを設置した。オフィス内の中央部にはハイカウンターを配し、片側に壁向きのデスクゾーン、逆側にはソファゾーンおよび集中ブースを設け、場面に合わせて働く場所を選べるようにした。賃料は水道光熱費、Wi-Fi通信費、清掃費、家具・機材使用料等を含むオールインクルーシブ制で89万~103万円(税別)。
 なお、3・9階は曜日貸しオフィス「WEEK」に、6階は1席から利用できる「パーソナルデスク」にする。パーソナルデスクは、月額8万8,000円~10万4,500円(税込み)。

 1階の共用ラウンジには、大型モニターを備えたミーティングルームや、テレフォン個室ブース、オーガニック食品を販売する無人のミニショップなど用意。屋上にはイベント、パーティ等で使えるラウンジおよびルーフトップガーデンを設けるなど、共用施設も充実させた。

 7月27日時点で既に2フロアが契約済み。テナントはいずれもIT系企業だという。今後は、常駐するコミュニティマネージャーが主体となり、同施設内のテナント同士を結び付けるイベント等も企画・開催していく考え。

1階共用ラウンジにはミーティングルームやキッチン等を設置
最上階(12階)には、イベントやパーティで使える共用ラウンジやルーフトップガーデン(写真奥)も設けた

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