不動産ニュース / IT・情報サービス

2021/8/5

オープンH、銀行代理業の許可取得し金融事業参入

 (株)オープンハウスは5日、100%子会社の(株)おうちリンク(東京都渋谷区、代表取締役:鎌田和彦氏)が住信SBIネット銀行(株)と銀行代理業委託契約を締結し、銀行代理業の許可を取得したと発表した。同社グループで、住宅関連サービスと連携する金融・Fintechサービスの提供を開始する。

 おうちリンクは2021年2月、同社顧客向けにインターネット回線や電気・都市ガスなど生活関連サービスを提供する会社として設立した。今回、銀行代理業許可を取得したことにより、同銀行の提供するNEOBANKを活用した「おうちバンク」サービスの提供も併せて開始する。

 近日中にも、おうちリンクで展開している各種サービスの決済や契約機能などを利用できるようにする。電気料金・ガス料金・インターネット料金などを「おうちバンク」から支払うことで、ポイントを付与するサービスなども提供する。「おうちバンク」ユーザーには、家具家電の購入費用も組み込める専用の住宅ローンも提供する。

 今後は金融決済を含め、住宅の購入、入居後のライフライン整備、各種生活関連サービス領域について、ワンストップで提供。新たな顧客体験を生み出す新規事業や出資を含むFintech・Proptech分野での各種協業を幅広く検討していく。

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フィンテック(Fin Tech)

情報通信技術を大幅に活用して展開される金融サービスのこと。「金融(Financial)」と「技術(Technology)」を組み合わせた造語で、アメリカで発達したビジネスである。

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