不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/8/10

増収増益/東急不HD22年3月期1Q

 東急不動産ホールディングス(株)は10日、2022年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(21年4月1日~6月30日)の売上高は1,873億300万円(前年同期比24.6%増)、営業利益107億700万円(前年同期:営業損失34億5,500万円)、経常利益82億9,400万円(同:経常損失60億9,600万円)、当期純利益1億800万円(同:当期純損失139億5,400万円)。新型コロナウイルスの影響は継続も、事業活動に大幅な制約が生じた前年同期比では増収増益となった。

 今期より、従来の7事業セグメントを4事業セグメントに再編。「オフィス・商業施設事業」「住宅事業」を合わせ、新セグメント「都市開発事業」とする。

 都市開発事業は、アセット売却収益の反動減があるものの、「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」(東京都港区)の通期稼働、分譲マンション戸数の増加等により、セグメント全体では減収増益に。売上高365億円(前年同期比17.0%減)、営業利益49億円(同53.1%増)を計上した。

 オフィスビル・商業施設の空室率は、1.0%と低水準を維持。分譲マンション販売は引き続き堅調に推移、マンションの通期売上予想に対する契約済み割合は、期首の54%から68%に進捗している。計上戸数は189戸(同71戸増)、期末完成在庫は684戸(同264戸増)。

 通期については、売上高1兆400億円、営業利益800億円、経常利益665億円、当期純利益300億円を見込む。

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