(株)GA technologiesは19日、資産形成と住まいの意識についてのアンケート調査結果を発表した。東京23区に在住し、子供がいる世帯年収1,000万円以上の家庭の25~45歳の男女550名が調査対象。
老後資金、教育資金、住宅資金の“人生三大資金”の検討状況について聞いたところ、「検討している」は、老後資金で62.9%、教育資金で73.1%、住宅資金で57.6%。一方で、「検討していない」の回答は、老後資金で14.5%、教育資金で12.4%、住宅資金で27.1%を占めた。なお住宅資金では「検討していない+検討する予定だがまだ検討していない」の回答を合わせた約4割が未検討との回答となり、三大資金の中で住宅資金が最も検討されていないということが明らかとなった。
住宅資金を「検討していない」と回答した人を対象にその理由を聞いたところ、トップは「十分な知識がない」(27%)となり、次いで「預貯金のみで十分と考えているから」(22.3%)であった。
三大資金について「検討している」と回答した人に具体的な準備金額を聞いたところ、平均額は住宅資金が「2,119万円」、老後資金が「1,984万円」、教育資金が「1,184万円」となり、住宅資金が最も高額となった。