不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/8/19

コロナ禍で改善したい空間1位は「リビング」/アルヒ

 アルヒ(株)は18日、クックパッド(株)と共同で、コロナ禍での暮らしや料理に関する調査結果をまとめた「料理と暮らし白書2021」を公表した。6月9~10日と17~ 22日に調査を実施。調査対象は、全国の男女(4,095サンプル)。

 「今の住まいで改善したい空間」は、1位が「リビング」(16.6%)、2位が「キッチン」(15.0%)、3位が「洗面所・浴室・トイレ」(10.1%)となった。

 また、「コロナ禍をきっかけに、新居の購入や住み替えなどを実施・検討したか」については、実際に住宅を購入した人は10.4%、住宅の購入を検討した人は25.7%にのぼった。

 「購入・住み替えを実施・検討している物件」については、1位が「新築戸建て(建売住宅)」(25.7%)、2位は「新築マンション」(15.9%)、3位「中古(既存)マンション」(14.5%)で、新築物件の人気が高いことがうかがえる。

 「居住地域に求める条件」の1位は、「日常の買い物の利便性」(62.5%)。コロナ感染を防ぐため、近場で買い物を済ませたいニーズがあることが推測される。2位は「治安の良さ」(50.8%)、3位は「最寄り駅までの近さ」(43.7%)となり、コロナ禍でも駅近人気は根強いことが分かった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

住み替え

住居を変えること。通常、不動産取引を伴う。住み替えの理由は、就職、転職、結婚、出産、退職などのライフステージの変貌のほか、生活パターン、価値観などを含むライフスタイルのチェンジ、住み心地の向上等々、多様である。 

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。