不動産ニュース / 仲介・管理

2021/8/27

神楽坂の賃貸M店舗区画にシェアオフィス誘致

「DeLCCS文京神楽坂」外観
「AndWorker神楽坂」入口

 ミサワホーム(株)は、同社保有の賃貸マンション「DeLCCS文京神楽坂」(東京都文京区、総戸数50戸)1階の店舗区画に、シェアオフィス「AndWorker神楽坂」を開設。27日報道陣に公開した。

 「DeLCCS文京神楽坂」は、東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅徒歩3分、東西線「神楽坂」駅徒歩7分に立地。敷地面積502.98平方メートル、延床面積1,906.72平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造地上8階建て。1988年築で、専有面積20~30平方メートルのワンルームが中心。

 同社は2020年に同物件を取得。店舗区画(262.28平方メートル)のテナント退去に伴い、同スペースを入居者や地域にとって付加価値のある空間として、テレワークが増える中での入居者の利便性向上や、地域交流促進につながるシェアオフィスを企画・運営するAndWorker(株)(東京都港区、代表取締役:山名孝宏氏)に貸し出すことに決めた。

 「AndWorker神楽坂」は、コワーキングスペース、個室スペース(10室、定員1〜2人)、ウェブ会議時にも利用可能な電話ブース(4室)、会議室(1室、同最大8人)を設置。高速Wi-Fiを完備し、フリードリンク、複合機、各種オフィス備品、宅配ボックスも備えた。コンシェルジュが常駐し、入居者向けの荷物の受取代行、クリーニングの取り次ぎ等も行なう。一部ゾーンは、コーヒー1杯600円でカフェとしても利用できるようにし、さまざまな人を呼び込む考え。

 オープンは9月1日。利用者募集も同日から開始する。利用料金は、1時間当たりコワーキングが600円、個室が1,000円。個室の一部は固定の企業に月単位で貸し出す予定で、1人部屋が6万円、2人部屋が7万円。入居者には、時間利用は通常料金の半額、月額契約は4万円~で提供する。会議室の利用料金は1時間当たり2,000円。

コワーキングスペース
ウェブ会議に利用できる電話ブース。左がイス、右がパソコン等を設置するテーブル

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

コワーキングスペース

属性の異なる人々が共同で利用し、相互に交流することのできる仕事場。英語のcoworking space。業務のための場所を共有するだけでなく、利用者間の交流が生まれるところに特徴がある。また、交流を促すための行事などが実施される場合もある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆