不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/9/22

8月のレインズ、売り物件は登録・成約ともにマイナス

 (公財)不動産流通推進センターは21日、2021年8月の全国の指定流通機構の活用状況を発表した。

 同月の新規登録件数は、34万9,286件(前年同月比0.5%減)と、3ヵ月連続でマイナスとなった。成約報告件数は3万8,827件(同7.7%減)と2ヵ月連続のマイナス。総登録件数は81万4,480件(同0.3%増)と4ヵ月ぶりにプラスに転じた。

 売り物件は、新規登録件数が10万1,222件(同15.2%減)と17ヵ月連続でマイナスとなった。成約報告件数は1万3,703件(同12.8%減)と2ヵ月連続のマイナス。総登録件数は28万7,864件(同19.6%減)と14ヵ月連続のマイナスだった。

 賃貸物件の新規登録件数は24万8,064件(同7.2%増)と16ヵ月連続でプラスとなった。成約報告件数は2万5,124件(同4.6%減)と3ヵ月連続のマイナス。総登録件数は52万6,616件(同16.1%増)と15ヵ月連続でプラスだった。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が7万5,228件(同12.3%減)。このうち、専属専任1万920件(同15.3%減)、専任媒介3万5,511件(同7.6%減)、一般媒介2万8,797件(同16.5%減)だった。成約報告では、媒介契約が1万1,328件(同10.3%減)。このうち、専属専任2,433件(同20.5%減)、専任媒介7,184件(同5.2%減)、一般媒介1,711件(同14.2%減)だった。
 なお、売り主物件については、新規登録が2万4,635件(同23.3%減)、成約報告が2,316件(同23.2%減)。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。