野村不動産ソリューションズ(株)は27日、不動産仲介事業における契約書等への署名・押印等の手続きを電子化する「Musubell(ムスベル) for 仲介」を11月上旬より導入すると発表した。
「Musubell for 仲介」は、個人向け不動産仲介事業において、不動産売買契約時の重要事項説明書および売買契約書の署名・押印等の手続きを電子化するシステム。Web完結型クラウド電子契約サービス「クラウドサイン」とAPI連携しており、不動産売買契約時における必要書類をシステム上で管理し、複数書類への署名・押印を不要とすることも可能。顧客の契約手続きに係る負担の軽減、契約業務の効率化につながる。
同システムはインターネット関連事業を展開する(株)デジタルガレージ(本社:東京都渋谷区、代表取締役兼社長執行役員グループ CEO:林 郁氏)が開発したもので、野村不動産ソリューションズは不動産売買仲介の契約手続きフローや各種契約書類の共有、必要機能の提案等の開発協力を行なった。
今回導入するのは、「野村の仲介+(PLUS)錦糸町センター」と高額物件特化店舗の「レアリア(REALIA)麻布」。