
阪急阪神不動産(株)と(株)シーアールイーは28日、ベトナム北部のVSIPハイフォン複合都市・工業団地内で進めている物流倉庫開発プロジェクト「セムコープ ロジスティクスパーク(ハイズオン)」の建設に着手したと発表した。
両社とシンガポールのSembcorp Development Ltd(セムコープ デベロップメント社)と共同でSembcorp Infra Services Pte Ltd(以下、セムコープ インフラサービス社)に出資し進めるもの。
開発地であるVSIPハイズオン工業団地は、ベトナム・シンガポール両政府の支援の下で開発が進めれており、設備等のハード面が充実していることに加え、質の高いカスタマーサービスが提供されている。また、首都ハノイ市との北部最大の湾岸都市ハイフォン市を結ぶ主要幹線道路沿いに位置していることから、広域物流拠点として高い優位性がある。
敷地面積は約2万8,000平方メートル。地上1階建て。竣工は22年春頃の予定。