不動産ニュース / 仲介・管理

2021/10/11

三菱地所リアル、立川にサテライトオフィス初弾

「リアラボ立川」の個室。上部を開口した個室や完全に締め切った個室の2種類を用意。充実してセキュリティなど、安全・安心に働ける環境を提供する

 三菱地所リアルエステートサービス(株)は、サテライトオフィス事業初弾施設「リアラボ立川」(東京都立川市)を18日にオープンする。11日、オープンに先立ちプレス向けに見学会を開いた。

 オフィス賃貸事業における新たな取り組みとして位置付け、コロナ禍でリモートワークが浸透する中、個人ワークに特化したサテライトオフィス事業を発案した。多数の企業が参画し、先進的なコワーキングやサテライトオフィス運営を手掛ける(株)point0(ポイントゼロ)と提携。同社が事業区画を賃借し、point0に運営を委託する。

 初弾の「立川」は、JR「立川」駅より徒歩3分のビル2階、駅とデッキで接続している。店舗面積約99坪、個人ワークに特化したサテライトオフィスとして全41室の個室を用意。個室はドア上部を開口したタイプの個室27室と完全個室14室を用意。そのほかにも会議室を設置した。会員は法人契約のみ。初期費用はなく、従量課金制(15分330円)を採用する。

 人間工学に基づいた昇降机や椅子、空間清浄、非接触で自動的にコントロールする照明など、ワーカーが働きやすい環境を提供。マスクをしていても感知する顔認証システムをすべての個室セキュリティに採用するなど、安全・安心や働きやすさに配慮している。

 同社やpoint0のスタッフは常駐せず、利用者は事前に利用者登録を行ない、事前に利用予約し、予約した個室に顔認証で入室。利用終了後は再び顔認証をして退館する。現在、すでに複数の企業が契約。利用者登録も立川周辺のワーカーを中心に徐々に増えている。「立川から新宿をはじめとした都心部にお勤めの方が利用される予定です。立川周辺ではサテライトオフィスの需要が伸びており、当施設では当面、稼働率45%を目指して展開していきます」(同社賃貸事業グループビル運営部四課・岩澤昂平氏)。

 年度内に「二子玉川」に開設することがすでに決定。さらに今後3年間で郊外型を中心に10施設の開業を目指す。「ビルオーナーに対しては、リーシングのお手伝いが中心でしたが、空室を当社が借り上げた新たな提案メニューとしても期待している」(同氏)。

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サテライトオフィス

本拠地から離れた場所に設置する小規模な事務所。サテライト(satellite)は「衛星」を意味する英語であるが、サテライトオフィスは和製英語である。

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