不動産ニュース / 開発・分譲

2021/11/4

宅地開発事業に参入/三好不

 (株)三好不動産は3日、開発事業への参入を発表した。

 コロナ禍の影響で在宅時間が増えたことから、住宅ニーズに変化が起き、利便性よりも広い戸建てを求める傾向が強くなっている。そこで同社では、開発事業に参入することを決定。宅地開発を事業の柱に据える。

 大規模宅地開発の1号案件として、2021年9月より福岡県篠栗町で宅地の開発・造成を開始。開発面積は2万7,041.77平方メートル。事業主の(株)FOMAを資金面でサポートし、共同事業者として参画する。区画造成は22年11月に完成予定。

 宅地造成に伴い、関連会社(株)ミヨシアセットマネジメントをはじめ、計4社(「ミサワホーム九州(株)(42区画)」「トヨタホーム九州(株)(26区画)」「パナソニックホームズ(株)(26区画)」「ミヨシアセットマネジメント(10区画)」の計104区画)の区画分譲が決定し、一部一般販売を開始した。

 なお、同社はこの2年で福岡県福津市、福岡市早良区で宅地造成を実施しているが、1,000平方メートル以上の開発許可が必要な大規模開発事業は今回が初となる。

この記事の用語

一戸建て

独立した一軒の家屋がひとつの住戸となっている住宅。「戸建て」も同じ意味である。これに対して、複数の住戸で構成される建物を「集合住宅」「共同住宅」という。

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