不動産ニュース / 開発・分譲

2021/11/25

大京、札幌の再開発で28階建てのタワマン開発

「ライオンズタワー札幌」外観イメージ

 (株)大京は25日、「南2西3南西地区 第一種市街地再開発事業」(札幌市)において建築中の分譲マンション「ライオンズタワー札幌」(総戸数133戸)の概要を発表した。

 同再開発事業は、札幌市南北線・東西線・東豊線「大通」駅徒歩3分、「札幌」駅からも地下で直結する立地。敷地面積3,698.76平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上28階地下2階建て。地下2階~6階を物販・飲食などの商業施設と公共駐輪場、7階を庭園やラウンジなどの「ライオンズタワー札幌」の共用施設、9〜28階を同マンションで構成する。2019年7月に着工済み。

 7階の共用部には入居者専用の「ラウンジ」「ゲストルーム」「スタディルーム」「コミュニティルーム」を用意。庭園は一般ユーザーにも解放する。マンションの各フロアには24時間ゴミ置き場や、全住戸分のトランクルーム、防災備蓄倉庫も配置する。

 住戸の専有面積は53.67~120.27平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。リビング・ダイニングが20畳以上あるプランや、大型のウォークインクローゼットやシューズインクローゼットを設置したプランなど、全10プランを用意。高層階の大型住戸はプレミアム住戸とし、埋め込み型空調や天然石を用いたキッチン、南部鉄を使用したドアの取手などを採用する。

 販売開始予定は22年2月で、価格や戸数は未定。竣工は23年4月を予定。

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市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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