不動産ニュース / ハウジング

2021/11/26

ニューノーマル対応賃貸に3階建て追加/ミサワH

「Belle Lead SkipHigh2-worklabo」外観イメージ

 ミサワホーム(株)は26日、賃貸住宅商品「Belle Lead SkipHigh2-worklabo(ベルリード スキップハイ ツーワークラボ)」に、3階建てタイプをラインアップし、販売を開始した。

 2階建てタイプを2021年1月に発売。ニューノーマル時代に対応した共働き世帯をサポートするプランが特徴の商品で、2つのワークスペースや、大収納空間「蔵」のほか、感染症のリスクを軽減する工夫やアイテムを盛り込んでいる。21年度上期の受注が好評だったことから、新たに3階建てタイプを追加した。

 「ワーキングステイ」「レジリエンスステイ」「ヘルシーステイ」の3つの「ステイ」を提案。
 「ワーキングステイ」では、2~3畳のワークスペース2ヵ所を標準仕様とし、共働き夫婦が独立して在宅勤務ができるスペースを確保している。1階に大収納空間「蔵」を配置し、スキップフロアにワークスペースを設置することで、各階リビングから0.5階高い位置に、集中して取り組む仕事に適した空間を創出。もう一方のワークスペースは、寝室やリビングとつながり戸外に面して設置することで、家事や子供の勉強を見ながら仕事をする“ながらワーク”やリラックススペースとして活用できるようにした。

 「レジリエンスステイ」では、賃貸住宅でも備蓄や地震対策に配慮して、収納をはじめ、自然災害に備えた備蓄庫としても活用できるように、1階住戸の「蔵」に加え、3階住戸にロフト収納を設置。また、大容量の太陽光発電システムを搭載するなどZEH-Mにも対応するほか、地震エネルギーを最大約2分の1に軽減する制震装置やミニ蓄電池なども追加した。

 「ヘルシーステイ」では、感染症のリスクを軽減する仕様を採用。玄関から近い位置に洗面所を配置。帰宅後の手洗いの習慣化で感染リスクを軽減するほか、宅配ボックスを追加することで非対面での荷物受け取りも可能にした。その他、戸外に面したワークスペースを部屋干しスペースとして活用することで、屋外の花粉やPM2.5などの衣類への付着を防止する。

 販売エリアは北海道と沖縄を除く全国。木質パネル工法の自由設計商品。プロトプランは建築面積388平方メートル、延床面積495平方メートル。9戸、間取りは1LDK+2ワークスペース。

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