不動産ニュース / 開発・分譲

2021/12/2

「HARUMI FLAG」、11月販売の全631戸に申し込み

「HARUMI FLAG」完成予想イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)などディベロッパー10社(※)は2日、11月に販売を再開した「HARUMI FLAG」(東京都中央区)において、供給した全631戸が申し込み済み、登録申込数5,546組となったと発表した。最高倍率111倍、平均倍率約8.7倍。

 「HARUMI FLAG」は、東京オリンピック・パラリンピックの選手村を活用した5,632戸(総開発面積約13.3ha)の住宅や商業施設等で構成する大規模再開発。東京オリンピック・パラリンピックの開催延期決定を受け、販売を延期していたが、11月12~21日に「SUN VILLAGE」(総戸数1,822戸)の第1期、「SEA VILLAGE」(総戸数686戸)の第2期を販売した。

 「SUN VILLAGE」は7棟構成。第一工区の1,089戸(タワー棟733戸を除く)のうち一部住戸(A・B・C・D・F棟)465戸を販売。専有面積は61.06~116.58平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。価格は4,990万~2億2,920万円、最多価格帯は5,900万円台。
 「SEA VILLAGE」は5棟構成。すでにA・B・D棟330戸を供給済みで、第2期販売戸数はC・E棟の一部住戸166戸。専有面積85.37~123.01平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。価格は7,530万~1億2,770万円、最多価格帯は8,700万円台。

 今後は、2022年1月上旬より「SUN VILLAGE」第1期2次、「PARK VILLAGE」第2期のパビリオン見学会(完全予約制)を開始する。販売開始は22年3月中旬の予定。

 なお、18年10月末の「HARUMI FLAG」オフィシャルサイト開設からこれまでの物件エントリー数は4万9,000件超。8月に再開した「HARUMI FLAGパビリオン」見学者数は1万2,000組超となった。3方向を海に囲まれた「眺望の良さ」、都心6区の平均専有面積より20平方メートル以上広い「ゆとりあるプラン」、「利便性の高い立地」ほか、ニューノーマルのニーズにマッチする「サードプレイス」となる51の共用室や、豊富な緑に囲まれた環境などが高く評価されている。

※三井不動産レジデンシャル(代表会社)、三菱地所レジデンス(株)、野村不動産(株)、住友不動産(株)、住友商事(株)、東急不動産(株)、東京建物(株)、NTT都市開発(株)、日鉄興和不動産(株)、大和ハウス工業(株)

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。