不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/12/10

21年度2Qリフォーム工事受注高、6.5%増

 国土交通省は10日、2021年度第2四半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表した。調査対象期間は7月1日~9月30日。この期間に元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事を対象に、建設業許可業者5,000者を調査した。

 建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は、3兆266億円(前年同期比6.5%増)。このうち住宅に係る工事は9,902億円(同16.0%増)、非住宅建築物は2兆364億円(同2.4%増)と、いずれも増加した。

 工事種類別では、住宅の「増築工事」が264億円(同270.2%増)、「一部改築工事」が258億円(同16.4%減)、「改装・改修工事」が7,759億円(同25.3%増)、「維持・修理工事」が1,620億円(同17.5%減)となった。

 非住宅建築物は、「増築工事」が1,532億円(同49.3%増)、「一部改築工事」が673億円(同24.2%減)、「改装・改修工事、維持・修理工事」が1兆8,159億円(同1.0%増)だった。

 工事目的別の受注件数は、住宅では「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が158万3,673件(同23.4%増)、「省エネルギー対策」6万2,411件(同7.0%増)の順となった。非住宅建築物も、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が64万8,299件(同16.5%増)、「省エネルギー対策」が5万7,869件(同44.0%増)の順に多かった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。