不動産ニュース / 開発・分譲

2021/12/20

GLM、投資用マンションの環境対応を標準化へ

BELS5つ星を取得した「アルテシモ上十条(仮称)」のエントランス完成イメージ

 投資用不動産の開発等を展開する(株)グローバル・リンク・マネジメント(GLM)は17日、2023年竣工予定の自社開発物件で、初めて建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の5段階評価の最高位である5つ星を取得したと発表した。

 BELS評価を取得したのは「アルテシモ上十条(仮称)」(東京都北区、総戸数38戸)。鉄筋コンクリート造地上15階建て、延床面積約1,513平方メートルの投資用マンション。断熱性能を高め、外壁や開口部から逃げる熱量を抑えることで、単位面積当たりの一次エネルギー消費量を、同条件下の一般的な物件に比べて約20%(1平方メートル当たり年間393MJ)削減できる見通し。

 同社では今後、自社開発する投資用マンションについて、BELS4つ星以上もしくはZEH-M Orientedなど環境対応を標準化するという。

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BELS

建築物のエネルギー消費の状態を第三者が一定の方法で評価し、当該建築物の省エネルギー性能を表示する制度をいう。Building-Housing Energy-efficiency Labeling System(建築物省エネルギー性能表示制度)の略語。

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