不動産ニュース / 開発・分譲

2021/12/23

和光市にクラブハウスのある共用ガーデン付きM

「イニシア和光」外観

 (株)コスモスイニシアは23日、新築分譲マンション「イニシア和光」(埼玉県和光市、総戸数100戸)の竣工と、入居を開始したことを発表した。

 同物件は有楽町線・副都心線「地下鉄成増」駅より徒歩10分。敷地北西面には「大坂ふれあいの森」が広がる。生物多様性保全の取り組みとして、在来種の花や木々、地域に生息する蝶や鳥と共生できるような仕組みを敷地内に採用した。敷地面積に対する緑被率は敷地の3分の1以上。
 また敷地内にはクラブハウス付き共用ガーデン「もりラボ」を設置。小学館発行のアウトドア情報誌「BE-PAL」、プログラミング教育を導入・推進する「MAZDA Incredible Lab」の監修の下、子供用ボルダリング、100冊の図鑑が揃う図書コーナー、府プログラミングキットなどを設置。子供・大人双方の秘密基地となるようなさまざまな仕掛けを提案している。なお、(一社)いきもの共生事業推進協議会による「ABINC認証」を取得。緑地づくり・生物多様性の保全に取り組むと共に、自主的に考え、行動できる子供が育つ住まいを提案している。

 契約者については、和光市、板橋区、練馬区の居住者で約44%、その他の23区が約37%。世帯主の年齢層は、30~39歳がもっとも多く65%、次いで40~49歳が約20%。契約者からは、通勤利便製やゆとりある空間設計のほか、敷地内で安心して子供が体・頭を使い遊べる環境が高く評価されたという。

「もりラボ」クラブハウス室内
「もりラボ」共用ガーデン

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