不動産ニュース / リフォーム

2021/12/23

千葉県香取市で二地域居住体験できる宿泊拠点

「TENJIKU香取」外観

 日鉄興和不動産(株)は、同社が出資する(株)SAGOJO(東京都渋谷区、代表取締役:新 拓也氏)が運営する無料宿泊サービス「TENJIKU」の13拠点目「TENJIKU香取」(千葉県香取市)の開業を発表した。

 「TENJIKU」は、全国各地にある施設を、一定のスキルを持った人材が「地域のお手伝い」(2~4時間程度の農作業等)を行なうことで、無料で宿泊できるサービス。これまで、奈良県吉野町、京都府京丹後市、山口県下関市などで展開している。日鉄興和不動産では、二地域居住等の体験の場として、分譲マンション「LIVIO(リビオ)」の入居者向けに特別プランを用意し、提案している。

 「TENJIKU香取」は、JR成田線「大戸」駅から徒歩15分の立地。広さ120平方メートル(4LDK)、築50年の平屋建て。地域住民の協力を得てDIYも取り入れながらリノベーションした。広い和室や縁側、板張りのリビングが特徴で、Wi-Fiやキッチン設備を整備したほか、レンタカー・サイクルも用意した。同社は企画やリノベーションのサポートも行なっている。

 入居者向けには2022年1月11日より同施設の案内を開始する。宿泊するにあたっての手伝いとしては町の魅力をPR活動(SNSやブログの執筆、動画撮影など)、農作業・古民家リノベーション作業など。利用人数は1組4人まで。

 なお、「LIVIO」の共用スペースで香取市等をテーマにしたイベントの開催や地域の特産品(野菜・加工品など)の出張販売なども予定している。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。