国土交通省は18日、令和2年(2020年)の「全国屋上・壁面緑化施工実績調査」結果を発表した。協力企業数は全国の造園建設会社、総合建設会社、屋上・壁面緑化関連資材メーカーなど538社。回答数は274社。調査は20年1~12月に実施した。
同年の屋上緑化の施工面積は約19.9haで、前年より約0.3ha(約1.5%)減った。新国立競技場の建築面積の約3つ分相当。壁面緑化の施工面積は約5.8ha(前年比約1.5ha減)だった。
屋上緑化の建物用途別施工面積割合は「工場・倉庫・車庫」(15.8%)が最も大きく、次いで「商業施設」(14.5%)。また「事務所」(13.2%)が過去10年で最も高い割合となった。
調査を開始した00年から21年間の累計施工面積は、屋上緑化が約557ha、壁面緑化は約109haとなった。