不動産ニュース / 開発・分譲

2022/1/24

十条駅前で環境配慮型のタワマン/東急不他

再開発事業における「THE TOWER JUJO」

 東急不動産(株)と日鉄興和不動産(株)は24日、「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」において、環境配慮型の超高層タワーマンション「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」(東京都北区、総戸数578戸、事業協力者住戸184戸含む)を開発すると発表した。

 JR埼京線「十条」駅徒歩1分に立地。敷地面積7,071.32平方メートル、延床面積8万996.68平方メートル、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上39階地下2階建て。同事業では、駅前ロータリー整備を含めた「住宅・商業・公益」一体の大規模複合再開発を目指す。

 建物内共用部の壁面や天井の一部に解体材を採用。住宅共用施設や屋外バルコニーにはグリーンをふんだんに取り入れ、季節や年月の経過とともに変化と成長を楽しめる空間に整備する。共用廊下にはリサイクル材を加工したカーペットタイル、商品の長寿命化や軽量化により環境負荷を低減した壁紙を採用。低炭素社会に貢献する。また、同物件のマンションギャラリーの屋根には、東急不動産の再生可能エネルギー事業「ReENE(リエネ)」の太陽光パネルを設置。施設で使用する電力の一部に活用する。

 住戸の間取りは1LDK~4LDK、専有面積は41.41~125.94平方メートル。4月下旬よりオンライン商談会を開催、6月上旬よりモデルルーム案内会を行ない、9月中旬より販売を開始する予定。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。