不動産ニュース / 開発・分譲

2022/1/28

大阪・江坂で血流認証装置を導入した賃貸M/地所レジ

血流認証装置イメージ

 三菱地所レジデンス(株)は28日、同社物件で初めて血流認証装置を導入した賃貸マンション「ザ・パークハビオ 江坂公園」(大阪府吹田市、総戸数88戸)を着工したと発表した。

 大阪メトロ御堂筋線「江坂」駅徒歩3分に立地。敷地面積666.55平方メートル、延床面積2841.53平方メートル、鉄筋コンクリート造地上12階建て。

 血流認証装置により鍵を持たなくても指だけでエントランスや各住戸、宅配ロッカーが開錠できる。同装置は、指の血管パターンを利用した生体認証技術の一つで、同物件ではバイオニクス(株)の「AQUBIO」を採用した。あらかじめ登録したデータを認証時の撮影データと照合させ、認証後にドア等を開錠する仕組み。利便性やセキュリティの向上のみならず、ヘルスケアにも活用することができ、専用アプリと連携することで、開錠時に心拍数や血中酸素飽和度の測定・記録を行なうことも可能。

 また、同物件はザ・パークハビオ初の全戸家具家電付きで、住戸間取りは1K、専有面積26.13~26.56平方メートル。すべての住戸を在宅勤務を想定したワークスペースに特化したプランとし、住戸ごとに「ホテルスタイル」「ダイニングスタイル」「ワークスタイル」「アウトドアスタイル」などのコンセプトを設定。それに合わせた家具家電を備えている。家具については、5年間のメンテナンスサービスも附帯した。

「ホテルスタイル」イメージ

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