不動産ニュース / 仲介・管理

2022/2/8

入居者間でモノを貸し借りできる仕組みを学生寮に導入

「Rentastic! for Dormy Resident」の画面イメージ。学生が提供したいアイテムを投稿。借りたい学生は、この中からアイテムを選ぶ

 (株)共立メンテナンスは8日、同社が展開する学生寮「ドーミー」において、入居者同士が無償でものの貸し借り・譲渡を行なえるサービスを導入すると発表した。

 (株)カローゼットが展開する、個人の所有物の無償レンタル・無償譲渡を支援するサービス「Rentastic!(レンタスティック)」を、「Rentastic! for Dormy Resident」として導入する。同サービスを学生寮に導入するのは、初めての試み。入居者の経済負担の低減や入居者コミュニティの活性化を目指し、導入を決めた。

 金銭の授受は行なわず、コミュニティコイン「Renta!」を利用。自身がアイテムを貸し出した場合は、その日数分の「Renta!」を受け取ることができる。他の入居者がプラットフォームに投稿したアイテムを借りられる仕組み。誤ってアイテムを破損した、盗まれた等によるトラブルを防止するため、全ユーザーに「受託物賠償責任保険」を付帯し、1ユーザー当たり年間10万円まで損害を補償する。

 3月1日から「ドーミー高尾」など一部の施設で試験的に運用を開始し、その後全国の「ドーミー」に展開を拡大する計画。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。