不動産ニュース / その他

2022/3/7

ベトナムで管理費のキャッシュレス決済/東急コミュ

 (株)東急コミュニティーは7日、連結子会社で、ベトナムで事業を展開するマンション管理会社「NOZOMIレジデンシャルマネジメント(株)」(NRM)が7日、テクノロジープラットフォームの開発を手掛けるHOUZE(ハウズ)社と提携したと発表した。 

 HOUZE社は、マンション管理業向けアプリ「HOUZE」を提供。ベトナムでは銀行口座振替は一般的ではないことから、現金受領による金銭事故発生リスクや支払い遅延の解消が課題となっていた。そこでベトナムでのスマートフォンの普及率が高いことに着目し、HOUZEと決済サービスアプリ「MOMO(モモ)」や「PAYOO(ペイユー)」とを連携。決済画面から管理組合に管理費等の支払いができるようにした。

 HOUZEには、決済サービス機能の他、管理会社からの情報が確認できる掲示板・問い合わせ・共用施設等の申し込みといった機能も搭載。今後は顧客同士がアプリを通じて相互にバーチャルでコミュニケーションが図れるような仕組みも検討していくとしている。

 NRMは、同サービスを用いて日本式管理サービスを提供することで、マンション管理のDXと業務効率化を図っていく考え。

HOUZEの決済画面

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。