不動産ニュース / 開発・分譲

2022/3/16

川口で分譲マンション販売開始/中央日土地

「バウス川口新井宿」外観イメージ

 中央日本土地建物(株)は15日、建設を進めている分譲マンション「バウス川口新井宿」(埼玉県川口市、総戸数158戸)の3月上旬に登録受付を開始した第1期40戸が、全戸即日登録の申し込みがあったと発表。追加住戸(13戸)の販売を開始した。

 同物件は、埼玉高速鉄道「新井宿」駅徒歩7分に位置。敷地面積5,888.59平方メートル、延床面積1万3,561.43平方メートル、鉄筋コンクリート造地上7階建て。

 家族や居住者同士の交流を深める共用施設として、「コミュニティラウンジ」や「プレイベース」を敷地内に設置。アウトドアグッズのシェアリングサービスも提供する。
 このほか、在宅ワークや勉強などに集中できる個室ブースを設けた「ワークラウンジ」も用意。生鮮食品ECサービスの受取場所として、生鮮宅配ボックスも設置する。居住者同士のコミュニティ形成に向け、趣味や防災などの勉強会・イベントなども企画・運営していく予定。

 居室は3LDKが中心で、専有面積は59.28~90.42平方メートル。全居室に可動間仕切りを備えるほか、ウォークインクローゼットや玄関のマルチスペースなど、最大12.5%の収納率を確保。コンセント付き壁面収納や食器洗い乾燥機、浴室暖房乾燥機などの設備も導入する。

 登録者の約半数が川口市内に住むユーザーで、20~40歳代の子育て世帯が約7割。徒歩1分圏内に生活利便性が揃う立地に加え、平均専有面積約72平方メートルのゆとりある住戸プランなどが評価された。

 追加販売の住戸は、間取りが3LDK・4LDK、専有面積が62.20~90.42平方メートル。販売価格は3,298万~5,548万円、最多販売価格帯は4,000万円台(4戸)。

 竣工は2023年4月、入居開始は同年5月の予定。

この記事の用語

宅配ボックス・宅配ロッカー

不在時に荷物などを受け取るための設備。配達人がロッカーに荷物を入れると鍵がかかり、荷宛人は暗証番号や認証カードを用いて受け取る。宅配ボックスは、一般に、マンションの共用部分に設置されている。

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