不動産ニュース / 開発・分譲

2022/3/22

仙台でラボ施設有した複合ビル/NTTUD

「アーバンネット仙台中央ビル」外観パース

 NTT都市開発(株)は18日、「アーバンネット仙台中央ビル」(仙台市青葉区)の工事に着手した。

 2020年9月に都市計画決定を受けたプロジェクト。JR「仙台」駅から徒歩9分の立地。敷地面積は約3,073平方メートル、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造、免震構造で、地上19階地下1階建て。延床面積は約4万2,113平方メートル。

 5~19階は、最大12分割が可能な賃貸オフィス。基準階面積は1,781平方メートルで、仙台駅西側エリアで最大級の整形空間を提供する。1~4階はコワーキングスペース、ビル利用者の専用ラウンジ、店舗、カンファレンス、イノベーションスペースを計画しているほか、24年に仙台市に誕生予定の次世代放射光施設と連携した解析室やレンタルラボ、NTT東日本が提供するAI・IoTの共同実証環境「スマートイノベーションラボ」も設置。起業や産学連携の支援、コミュニティ創出などにつなげる。

 建物北西にはテラスに面したカフェスペース、北側のエントランスに隣接した歩道上空地にはキッチンカーが設置できるオープンスペースを用意するなど、オフィスワーカー・市民の憩いの場を提供する。

 竣工は23年11月の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

都市計画

土地利用、都市施設の整備、市街地開発事業に関する計画であって、都市計画の決定手続により定められた計画のこと(都市計画法第4条第1号)。具体的には都市計画とは次の1.から11.のことである。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。