不動産ニュース / 開発・分譲

2022/3/23

赤羽の全戸南向きの分譲M、5ヵ月で完売

「ヴェレーナグラン赤羽北フロント」外観
「ヴェレーナグラン赤羽北フロント」3階住戸(2LDK)内観。スキップフロアを設け、天井高約3mの開放感ある空間を創出した

 大和地所レジデンス(株)は23日、3月末に引き渡しを予定する分譲マンション「ヴェレーナグラン赤羽北フロント」(東京都北区、総戸数89戸)をメディアに公開した。

 同物件は、JR埼京線「北赤羽」駅より徒歩3分に立地。敷地面積約2,645平方メートル、延床面積約7,284平方メートル、鉄筋コンクリート造地上12階建て。

 住戸は全戸南向きで、専有面積は65.88~100.80平方メートル、間取りは2LDK・3LDK。南向きを生かし、リビングや洋室の角にコーナーサッシを採用したプラン等を用意した。3階住戸(8戸)はスキップフロアの高低差を活用して天井高約3mを確保し、広さ約20畳・高さ740mmの床下収納も設けている。最上階の住戸は、人工芝を備えたルーフバルコニーを設置し、アウトドアリビングとしても活用できるようにした。
 なお一部住戸は住宅設備をグレードアップしたプレミアム仕様とし、キッチンに浄水器一体型ハンドシャワー水栓や天然大理石の天板等を採用している。

 1階共用部には木調のブックシェルフを設けたラウンジを設置。(株)紀伊国屋書店がセレクトしたアート、建築、旅などをテーマとしたさまざまな書籍を取り揃えた。パーティルームにはカウンターやテーブル席、テラス席を用意し、入居者同士の交流のほかテレワークニーズにも対応。建物外部には枝ぶりや葉張りが大きい在来種をメインに、オリーブ、ノルウェーカエデ、クロガネモチなど多種多様な植物を植栽し、緑豊かな環境を創出した。

 2020年10月に販売開始し、21年3月に全住戸が完売。販売価格は平均で約6,000万円。購入者は30歳代のファミリー、プレファミリー層がメインで、北区在住者が全体の約4割。床下収納を設けた3階住戸に対する関心が特に高かったという。

3階住戸の床下収納の内観。広さ約20畳、高さ約740mmを確保した。壁面には珪藻土を採用
最上階の住戸には人工芝を備えたルーフバルコニーを設置。アウトドアリビング等に活用できる

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。